ASUS EEEPC 1000H-X 車載用 DC 電源 製作

GPS を装着して カーナビを行なうようになると、車載時にも ASUS EEEPC 1000H-X 用の電源を用意する必要があります。

従来使用していた PentiumM 2.0GHz を積んだ ASUS M5200S では、車両に最初から用意されている AC100V を AC-DC アダプタで電圧を変換していましたが、ASUS EEEPC 1000H-X の電源電圧は 12V ですので、シガーソケットから流用できそうです。

シガーソケットには、iPod 等のステレオミニジャック出力を FM に変換する回路入りのものを使用しました。

最初は、シガーソケットの DC を直接取り出してみました。テスターで電圧を測定すると、最大で 14.2V まで上昇します。

14V を超えるとは予想外でした。ASUS EEEPC 1000H-X の電源は定格 12V ですので 118.3% に相当します。

通常、回路設計時には、± 10% は余裕を持っているので(と勝手に想像していますが)、これをかなりオーバーしますので、ちょっと危険かも ・・・

簡単な安定化電源等では 最大で 14V 強の電圧を 12V に減圧するのは非常に困難なため、ダイオードの順方向電圧ロスを利用することにします。

使用したダイオードFairchild SB-560 60V 5A です。

ピタリとケースに納まりました。

これで、ASUS EEEPC 1000H-X で mp3 ファイルを再生し FM で聴きながら、カーナビができるようになりました。

追試される方は必ず http://www.takajun.net/pc/storyp090105.htm をご覧下さい。






なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。