ART P16 / 16ポイントXLRパッチベイ (2) 平衡型アッテネーター回路

ART P16 / 16ポイントXLRパッチベイに平衡型アッテネーター回路を組み込むとして、回路構成をどうするか悩ましいところです。
一般的な平衡型アッテネーター回路は

になります。減衰量とともにインピーダンスが乱れますが VR1 と VR2 を固定抵抗に置き換え部品点数を少なくすると

となります。
ここで参考とする ATTY2’D Passive Line-Level Control 5.1 を考えてみると、1チャンネルごとに 2連ボリュームを使用いている可能性は低いと思われます。なぜなら、ステレオチャネルが 2回路であることから、売価が 525ドル程度の製品にコストが飛躍的に高くなる 4連可変抵抗を2組も使用しているとは思えません。

可変抵抗を1個のみ使用した簡易アッテネーターにしているはずです。

と勝手に推測して、回路を決めます。尚、仕様上、信号を完全に絞り込むことができませんが、ATTY2’D Passive Line-Level Control 5.1 にはMUTE スイッチがあります。これで信号の絞り込みをしています。多分、こんな感じでしょうか?

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