冲方丁(うぶかた とう) 「マルドゥック・スクランブル 全3巻」

入院中に読んだ最後の本です。
[冲方丁(うぶかた とう)]「マルドゥック・スクランブル 全3巻」。第24回日本SF大賞受賞作品。
冲方丁の「天地明察 上下巻」が非常におもしろかったので、「マルドゥック・スクランブル 全3巻」を読んでみました。SF系ライトノベルです。
天地明察 上下巻」より前に発刊されていたいたのですが 「天地明察 上下巻」に比較して今一つ ?な感じでした。人物が描き切れていない感じです。
コミックやOVAになっているので、アニメの原作として割り切って読むとおもしろいかも。
主な登場人物は

ルーン=バロット……主人公
ウフコック……事件屋
ドクター・イースター……事件屋
シェル=セプティノス……賭博師
ディムズデイル=ボイルド……事件屋

ですが、ねずみ型で武器にもなるウフコックが興味を引きます。尚、事件屋というのは武器を持って戦う傭兵かつ弁護士みたいなイメージの仕事です。
(1巻)The First Compression 圧縮 (2巻)The Second Combustion 燃焼 (3巻)The Third Exhaust 排気 の3冊構成となっていますが、 「天地明察 上下巻」と違って各巻とも少し中だるみするところがあった点が残念です。