VNC 。CentOS を Windows 7 でコントロール

KMV を駆使して 6台の PC と 2台の monitor を物理的に切り替えていますが、それとは別にかなり昔から VNC を使って Windows 機を別の Windows 機で コントロールしてきました。こちらの岡山の社宅では Windows 機が 6台と Linux 機が数台あり、今般 LinuxCentOS 6.5 )機も仲間に入れて VNC でコントロールすることにしました。
昔は RealVNC を使用していましたが、最近は効率的な圧縮でスループットを向上させた TightVNC が人気なようですので、使用している PC はすべて TightVNC に統一します。
Windows - WindowsVNC コントロールgoogle先生に聞くとすぐに答えてくれますので割愛し、Windows - CentOS の場合について覚書として記載しておきます。
流れとしては、最初に CentOS 6.5 に TightVNC をインストールします。 TightVNC をインストールするためには root 権限が必要ですので su で root 権限を取得。その後の作業は次のとおり。

[xxx@samba]$ su
Password: # root のパスワードを入力。非表示

[xxx@samba]$ yum -y install tigervnc-server
[xxx@samba]$ su - xxx # VNCを設定するユーザー。ここではユーザー名を xxx とします。
[xxx@samba]$ vncpasswd # VNC用パスワード設定
Password: # 入力
Verify: # 再入力

[xxx@samba]$ vncserver :1 # 起動
[xxx@samba]$ vncserver -kill :1 # 停止

/home/cent/.vnc/xstartup を開き、最終行の twm & の前に # を挿入して 最終行をコメント化します。

[xxx@samba]$ vncserver :1 # 再起動

デスクトップの操作を許可するために リモート・デスクトップの設定画面を開きます。

他のユーザーが自分のデスクトップを表示できるにチェックを入れ、パスワードを設定します。

ここで Windows 7 64bit 機から CentOS を呼び出しましたが残念ながら接続できません。うーむ。
google先生に聞いてみるとどうも ファイヤーウオールの設定が抜けていたようです。ファイヤーウオールの設定はこちらから入ります。

その他のポートを選択し、 vnc-service の 5900 ポートで tcpudp を追加選択します。ケースによっては 5901 ポートの開放も必要になることもあります。

追加が終わったら、適用をクリックして設定画面を閉じます。

これで完了しました。めでたし、めでたし。 (^_^)/
尚、VNC ( Virtual Network Computing ヴァーチャル・ネットワーク・コンピューティング)は、ネットワーク上の離れたコンピュータを遠隔操作するためのRFBプロトコルを利用する、リモートデスクトップソフトです。



soundhouse 交換用鉛シールバッテリー
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / UPSB7AH
1,420円(税抜)