PCM ファイルを wav2dff で DSD ファイルに変換する。 （1）
私のオーディオ環境では DSD file で native 環境で再生できるのは OPPO BDP-103 しかありません。とはいえ手持ちに DSD file がないので PCM から変換してみます。音質チェックというよりも file size のチェックという方が正確かも知れません。
従来は CORG の AudioGate を使用していましたが、Ver.3 から有料になったことと、5.6MHz の DSD ファイルを作成できないので下記の方法で作成しました。 先日 TASCAM Hi-Res Editor が発表されたので こちらも試してみたいと思っています。
用意するもの
1）Ama Ama Audio Visual さんが作成された PCM-DSDコンバータ Wav2Dff.exe
2）Wav2Dff は CUI で使いにくいので GUI 用の YUKI-SANさん が作成された Wave to Dsdiff Converter - Version1.5 GUI
3）Dff を DST に変換するため 追憶伝来さんが作成された dff2dsf.exe
あちらこちらに必要なファイルが点在していますので最初は探すだけで大変でした。全て入手ができたら、適当なフォルダーに全て放り込みます。私は C:\SACD に作成しています。
用意ができたら Wav2DffGui.exe を起動します。（ 要 .NET Framework 4 ）起動した画面に 変換したい PCM ファイル （ wav 形式のみ対応）を放り込みます。
オプションで作成したいサンプリング周波数と作成したファイルの保存先を指定して convert をクリック。
少し（かなり）時間がかかりますが 出来上がった dff ファイルを dff2dsf.exe にドロップダウンします。変換するファイルは まとめてドロップ可能です。（ dff2dsf.exe は起動せず、この dff2dsf.exe ファイルにドロップダウンのこと）
出来上がった dsf ファイルは DVD に焼いて SACD プレーヤーで聴いたり、OPPO BDP-103 のような ネットワークプレーヤで聴くことができます。
尚、300MB の wav 192kHz 24bitファイル を 5.6MHz dsf ファイル にすると 800MB に跳ね上がります。 wav は flac にすると 約半分強まで小さくなりますから dsf ファイルでの保存は私の環境では無理ですね。
ただ、この方法では 192kHz 24bit の DSD256 への変換が失敗するようです。もう少し様子を見てみます。
PCM ファイルを DSD ファイルに変換する。
1） wav2dff で DSD ファイルに変換する。
2） TASCAM Hi-Res Editor で DSD ファイルに変換する。
3） Sound it ! で DSD ファイルに変換する。
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