姫野 カオルコ 著 整形美女

たまたまネットで 姫野 カオルコ 著 整形美女 という本を見かけました。


amazon の紹介文には

20歳の繭村甲斐子は、名医・大曾根に全身の整形手術を懇願した。
「なぜ?」その美しい肢体を前に戸惑う大曾根。自らの「計画」を語る甲斐子。
一方、元同級生、望月阿倍子は甲斐子の写真を手にオペ室に向かう……。
幸せを夢見て、新しい容姿を選んだ二人。手術後に辿るそれぞれの意外な生き方を軸に、変身願望の虚構を描く。
独特の哲学を、ユーモアと格調とをもって提示した衝撃の問題作。

とあり、少し興味を持ちましたので 岡山市立図書館で借りることにしました。
読んでみるとカインとアベルから名前をとった甲斐子と安倍子の整形を軸にした物語ですが、あまり面白くありません。なんていうのでしょうか、 Windows 10 のフラット UI のように人物や描写に膨らみが無いのですね。のっぺりしているというか (^^ゞ
整形美人を髣髴とさせて違和感を感じるというか。一応読み上げましたが今一つ心をくすぐるものが無かった一冊でした。



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