いまさらアナログレコード オーディオテクニカ AT3000T MCトランス

税込定価 173,250円のオーディオテクニカ AT3000T MCトランス は、何とか価格的に手の届く範囲の MCトランスです。

こちらも AT5000T 同様 Phile-web にも所有者登録がありません。今ひとつ人気がないのでしょうか?
逸品館のサイトには、オーディオテクニカ オーディオテクニカ AT3000T は AT5000T が高価すぎて売れず、ほとんど同じ内容(同じトランス?)で出してきた商品ではないかと記載されていますが、Phileweb によれば
「トランスは、AT5000T が手巻きL コアトランスを採用したのに対し、本機は特殊分割巻きEI コアトランスを採用。EI コアトランスはL コアトランスより比較的サイズが大きく、中低域を豊かに再生できるのが特徴だという。また筐体は、5000Tがアルミ鋳造であったのに対し、本機はアサダ桜材を採用。比較的やわらかい音を実現しているという。」
との事です。

オーディオテクニカのサイトには
● コイルのコンデンサー成分を低減し広帯域を実現した特殊分割巻きEI コアトランス。
● コアに78%パーマロイ材を採用した低損失設計。
● 2〜17Ωの幅広いMCカートリッジに対応する広帯域特性。
● トランスへの不要共振を低減するフローティングインシュレーション機構。
● 木の自然な響きを活かしたアサダ桜材削りだしウッドケース。
● 音質にこだわった真鍮削りだし特製ピンジャック採用。

との記載がありますが、 AT5000T と入力インピーダンスは同じですね。
カートリッジはオーディオテクニカ製のものを持っていないので、やっぱり MC トランスを購入するとしても カートリッジに合わせて ortofon かなあ・・・
一方で 同じ Philewebで「フォノイコライザーの性能が年々向上し、それに伴って昇圧トランスへの需要は減少しつつある」とも記載されています。
うーむ、そういう視点から考えると 現時点では MC トランスはもはや無理をして買うものではないのかもしれませんが ・・・ とはいえ、ortofon Verto に心を惹かれています ・・・






なお、http://www.takajun.net/video/gallery/mimi_comment.htm では、日本で唯一ネット上で 詩人 谷川俊太郎氏本人による朗読ビデオが視聴できます。